カテゴリー別アーカイブ: 建築
土・建築・環境
ゲルノート・ミンケ(Germot Minke)氏の講演を聞く機会がありましたので ミンケ氏を紹介いたします ミンケ氏は、建築家であり、環境配慮型建築のコンサルタントを行なわれています 1974年に実験的建物研究所をドイツのカッセル大学内に設立 以来、30年以上に渡り、同大学にて教鞭をとっていらっしゃいます 土建築以外にも、麦わら梱の建築、低エネルギーなパッシブを用いた住宅、屋上緑化など、 多様な持続可能な建築技術を専門とし、 自身が所長を務めている実験的建物研究所にて関連する50以上の研究やプロジェクトを指導してきました 300以上の研究論文を発表し、50以上の国際会議において招待講演を行なっています 土建築の可能性をご説明いただきましたが、 参加者が予想以上に多く、 土建築への期待や可能性を感じました 版築だったり、土レンガだったり これからも注目される素材であることを再認識しました 土は、世界中どこでもあり、誰でも入手でき、加工が簡単で、 最後には大地に帰る・・・ いろいろと空想が膨らみます
かまぼこカーテン
朝8時ころ、かまぼこカーテンの様子を見にいきました 朝露のお陰で、かまぼこ板は水分を沢山吸っており、隙間なくどこを触っても動きませんでした 直線の端部部分も硬くなっており、揺れ等もありません 朝日を浴びて黄金色に輝いている姿がとてもまぶしかったです
東京大学くうかん実験棟
建築場所:東京都目黒区駒場4-6-1東京大学生産技術研究所 延床面積: 47.39㎡ 紀州材使用量: 32.00㎥ 素材断面 38×89mm、45×89mm、51×89mmを基本モジュールとして使用 工法:木造ブロック積層工法 短い木でも積み重ねていけば大きい建物を造れるというのが特徴 長さがいろいろと違う間伐材も使用することができるので、 これまでとは違った価値観で木材を使っていくことができます 外部と内部を仕切るのが無垢の木材なので雨漏りが心配ですが 紀州産スギの木の香りや 思ったほど外部からの視線が入ってこないけど内部の開放感がある感じなど 気持ちのよい空間でした
宇和町 米博物館
愛媛建築士会 女性委員会企画の 南予地方見学会で見た建築等をご紹介します 【旧宇和町小学校 公会堂】 大正4年 坪が谷に新築 昭和8年 卯之町に移築 平成元年 米博物館として現在地に移築 小屋組は、長スパンを飛ばすためトラス構造になっています
ドミニク・ペロー展
先日出張した際に、ドミニク・ペロー展を見てきました 学生時代、磯崎新さんがICCにて「海市」展を行なったときに、 模型作成のアルバイトをしていたことがあり ICCファンになり、しょっちゅう見に行っておりました オペラシティーでは、三角コーンのようなツリーがお目見えしており クリスマス気分を盛り上げていました こちらドミニク・ペロー展の入り口 心に残ったメッセージ ・今日の建築において、私は歴史よりも地形が優位にあると感じています ・心地よい場所とは、多くの割合で人の手が入っていることに気づくでしょう ・敷地や空気、水、光、温度などの感覚的な関係に信頼を置いているのです