龍馬の生まれたまち記念館

2004年にオープンした同館はスギとヒノキ造りの木造2階建てで
総事業費は6億円
施設建設費4億1500万円のうち、3億数千万円については、
15年度に市民を対象としてミニ市場公募債「市龍馬債(仮称)」を発行し、
財源を確保したとのこと
ミニ市場公募債の発行で、市民の市政参画意識の高まりを期待したそうです
ちなみに、愛媛の坂の上の雲ミュージアムでは、
「住民参加型市場公募債」として『坂の上の雲』まちづくり債が発行されていました
発行額7億円に対して、応募者数2,133人、応募総額は28億5千万円で、
抽選が行なわれたとか
市民の力がまちづくりに活かされてきているのですね 

 

基本計画 – 高知県建築士会「龍馬委員会」
設計 – 龍馬のまちを考える建築士グループ(アクシス建築研究所、西森啓史ほか)
施工 – 大旺建設
竣工 – 2004年3月
建築主 – 高知市
構造・規模 – 地上2階建・分棟連結型、木造(外壁:杉材・漆喰・銅板張)、切妻・日本瓦葺き、燃えしろ設計による準耐火構造
 
所在地 – 〒780-0901 高知県高知市上町二丁目6番33号
 
地元の素材を活かした「土佐派の家」となっております
町並みガイドがいらっしゃったり、
龍馬ハネムーンウォークなどのイベントを随時開催されていたり
まちを歩いている方も多く、
町並みの案内看板も景観に配慮したものでした
地域の建築を良く知る方々がグループとして関られ
結果として「らしさ」が生まれていると感じました
カテゴリー: まち, 市民活動, 建築, 景観   パーマリンク

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