大倉 下見
今月、日本建築家協会愛媛地域会の定例会が八幡浜で行なわれます。
どこかいい場所はないかな?
と、いろいろ考え、郷土料理・会席料理の「大倉」にさせていただきました。
私自身、伺ったことがなかったので
事前に下見を・・・と思い、ランチに行き、中をいろいろ見せていただきました
オーナーの成瀬さんと陶芸で親しくされている、啓さんが一緒に行ってくれたので助かりました!
啓さん、どうもありがとうございました!!
靴を脱いで上がり、中庭を見る
中庭を左に見ながら、コの字型の廊下を進む
少人数用の部屋
おそらく、当日の人数を考えると、こちらの一番奥の部屋になるそうです
昼間は光が差し込んでいたのですが、きっと夜はこの部屋が行灯になって、中庭に光を落とすのだろうなと思います
庭の随所に青石が使われています
八幡浜と青石・・・切っても切り離せません
「大倉」
〒796-8001 愛媛県八幡浜市大谷口1丁目6 – 2
0894-22-5110
かつては、「梅月」という料亭で、アントン・ヘーシンクを育てたことで有名な、故道上伯とも縁の深い場所です。
詳細は、http://www.haku-michigami.com/kondekoma2_1.htmをご覧下さい。
ケース・オウエンス氏 展覧会
展覧会のご案内です
「ケース・オウエンス展 2010.11」
場所:西予市宇和町伊延東1040
期間:2010年11月20(土)~28(日)
時間:午前10時~午後6時
宇和にアトリエを構えていらっしゃる芸術家ケースさんご本人からご案内を頂きました
石を使った芸術作品を制作されていらっしゃいます
昨年度、八幡浜市市民スポーツパーク・フラワーゾーンに
100本の桜のオーナーを募集して植樹したのですが、
その際に、人間のためだけの公園とするのではなく
すでに住んでいる生物たちにとっても素晴しい場所となるよう
ケースさんに彫刻していただいたバードバスを
桜のオーナーみんなでスポーツパークに寄付させていただきました
こちらも、是非、一度見に行ってみて下さいね!
住所:愛媛県八幡浜市若山地内
犬島 石文化
犬島は、 領家変成帯に属しており、
青石ではなく、花崗岩の石切り場があり、石は全国各地に運ばれています。
こちらは「精錬所」近くにある、元石切り場です。
深さ約30mもあり、雨水がたまっている状態です。
島の子どもたちがよく泳いでいたそうですが、
現在は、子どもも減り、泳ぐ姿を見なくなったそうです。
地域が変われば積み方も変わったりするのかな?
などと思いながら、島を一周してみると、
石垣を利用した手作りの日よけを発見!!
公共性の高いところだと、こういうことは不可能なのでしょうが、
私の住む田舎を含め、犬島でも大丈夫の様子
この日は猛暑続きのときだったので
家主さん自身のためだけでなく、そこを通る他者への思いやり溢れる仮設でした
翌朝早くに散歩してみると、片付けられていました
支えている石垣は、雑積みで、いろいろな大きさの石を上手に積んでいます
こちらは、たくさん歩いた後、小休憩をと立ち止まったときに見つけた蹲です
祠、お地蔵さまも含めて、犬島産の花崗岩でつくられております